デジタルID認証 – 「アルーバ ハッピー・ワン・パス」で国際旅行

デジタルID認証 – 「アルーバ ハッピー・ワン・パス」で国際旅行

International Travel with Aruba Happy One Pass
(2025年4月9日)

Source: HTNG Connect 2025 Asia Pacific Conference

Source: HTNG Connect 2025 Asia Pacific Conference

4月9日にバンコクで開催されたHTNGコネクト2025のアジア大洋州会議でSITA(国際航空通信機構)のトラベル戦略と革新担当のマイケル・ズレイク氏が推進するデジタルID認証の事例としてカリブ海オランダ領のアルバ島で導入されたAruba Happy One Pass (AHOP)「アルーバ ハッピー・ワン・パス」について紹介しました。
 SITAは75年間航空業界のIT技術を支援しており、現在はデジタル旅行の実現を目指しています。

・IATAの試算では旅行者は2019年の40億人から2024年は倍の80億人になります

・SITAの2023年の調査で、旅行者の50%は空港で長い行列と混雑を経験しています

・WTTCの2024年の報告では旅行とツーリズムは世界のGDPの10%に貢献しました

これらの背景からデジタルID市場の拡大が期待されています。

カリブ海のアルバ島とデルタ航空でデジタルID認証を利用した「アルーバ ハッピー・ワン・パス」AHOPの試行を実施しています。利用手順は次の通りです。

*自宅で:旅行者はAHOPアプリを利用します。

1) AHOPアプリをダウンロード 2) AHOP 入出国カード(EDカード)を申請
3) 承認された入出国カードを受領 4) フライトへの搭乗準備完了

*出発空港で:旅行者は空港に到着

5) 通常の空港プロセス 6)アプリ登録情報からアルバ政府が搭乗可否を航空会社へ通知
7) アプリの旅行者情報から目的地のホテルを認識 8)通常の搭乗手続き

*アルバ空港で:旅行者がアルバに到着

9) AHOP利用者 顔認証ゲートで8~15秒で入国完了
10) ホテル、カジノ、ビーチへ直行

デジタルID認証の利点は次の通りです。

・不適格リスクの削減:パスポート、VISA、入国書類など複雑なチェック漏れのリスクを削減

・旅行者体験の向上:本人確認済みでよりシームレスな旅行を実現

・プライバシー保護、標準化、システム連携:EU、カナダ、カリブ、豪州ほかで採用されたグローバル基準のプライバシー保護制御を共有

・既存システムとの連携:生体認証のタッチポイントは既存システムと連携可能

デジタルID認証はホテル業界にも広がる可能性があり、今後も動きに注目したいと思います。

関連情報出典:

Aruba Happy One Pass
http://www.arubahop.com/

(注) 本記事は海外のホスピタリテイ業界関連情報をもとに、要約し翻訳してご提供しています。原文については、出典元をご参照願います。記事内の企業名、写真、ロゴは各社様に帰属します。本記事の開示先を限定しております。開示先以外への転用、公開は禁止させていただきます。

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