HITEC2025スタートアップコンペでAIエージェントによる客室清掃インスペクターがダブル受賞

HITEC2025スタートアップコンペでAIエージェントによる客室清掃インスペクターがダブル受賞
(2025年6月18日)

Source: HITEC

Leveeの共同創設者のAl Lagunas(左)           Source: Levee

2025年6月16日~19日に開催された米国最大のホテル技術展示会・カンファレンスHITECで毎年開催される新技術を訴求するスタートアップピッチコンペE20Xは今年で10年目を迎えた。事前審査で選出された8社が1社4分のプレゼンと4分の審査員による質疑応答で審査される。賞は2つあり、審査員賞と一般の聴講者による参加者投票賞が授与されるが、今年は初めて両賞が一致し、Leveeが受賞した。

Leveeはホテルでは毎日必ず必要な業務の1つである客室清掃業務を支援するAIエージェントのアプリです。まず、AIエージェントにホテルの客室清掃のマニュアルを読み込ませ、ホテルのブランドに沿った清掃方法、客室毎の家具の配置や備品、アメニティの数や配置の向きなどを学習させます。

次にハウスキーパーが客室清掃後に、自身のスマートフォンで清掃後の客室の映像を30秒で映し、AIエージェントはチェックシートで清掃状況を確認し、不備があればその場で指摘します。また、各ハウスキーパーの清掃状況レポート作成とスキルも評価します。

このアプリは新人のハウスキーパーの業務教育にも生かされ、ベテランのスタッフはスキルが評価され、新人のオンボーディングとスタッフの離職率防止にも寄与します。

米国の2024年のハウスキーパーの離職率は103%で年間の労働コストも14.2%上昇しています。本アプリの導入で、客室清掃後のスーパバイザーのチェックの工数削減が可能で、あるホテルでは1日の工数削減が5.2時間でホテルのブランド標準に対するミスが57.2%削減できたと報告されています。

今年のスタートアップコンペではAIエージェントを利用した業務支援のツール提案は他にも多くあり、今後AIエージェントの活用の場面が増えそうです。

参考情報出典:Levee
https://www.levee.biz/

(注) 本記事は海外のホスピタリテイ業界関連情報をもとに、要約し翻訳してご提供しています。原文については、出典元をご参照願います。記事内の企業名、写真、ロゴは各社様に帰属します。本記事の開示先を限定しております。開示先以外への転用、公開は禁止させていただきます。

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