ウィンダムホテルズ:ホスピタリテイ業界でのAI活用は変曲点に来ています(前半)
ウィンダムホテルズ:ホスピタリテイ業界でのAI活用は変曲点に来ています(前半)
Wyndham: Hospitality AI at 'inflection point' – Part 1
(2026年1月26日) by Jena Tesse Fox
Source: Hotel Management

Source: Wyndham Hotels & Resorts
ウィンダムホテルズ&リゾーツは今年度で2回目となる「オーナートレンドレポート」を発行しました。本レポートではホスピタリテイ業界はAIの活用に関して変曲点に来ていると報告しています。ホテルオーナーとデベロッパーはAIを導入していますが、多くは初期段階の導入を長期的な投資回収へ変革するための有益なガイダンスを求めています。
米国、カナダ、カリブ海でウィンダムホテルに限らず、複数のブランドやホテル企業のホテルオーナー、デベロッパー数百名の調査では、コスト上昇、不透明な経済環境やオペレーションの複雑化にもかかわらず、ホスピタリテイ業界は長期的に安定が継続すると見ています。このような状況下でホテルオーナーはAIがますますホテルオペレーションと一体化する中で、有益なガイダンスを得て、確立された技術を活用し、長期的なパートナー連携でブランドの確立を目指しています。
ウィンダムホテルズ&リゾーツのチーフ・コマーシャル・オフィサーのスコット・ストリックランド氏は「AIは急激にホスピタリテイ業界に変化をもたらしています。何年も前から十分な投資を行ってきたウィンダムホテルグループはこの業界の進化にホテルがどう対応するか、支援する最適な立場にあります。ホテルが求める助言をするだけでなく、効果が最も大きい箇所へAIを導入する実証され、拡張性のある基盤を提供し、イノベーション導入を収益に変え、さらなる効率化とリピータ獲得に貢献します。」と語りました。
AI活用の変曲点
ほとんどすべてのホテルオーナー(98%)は事業にAIを導入していると回答し、AIがホスピタリテイ業界で広まっていることを示しています。関心は高いものの、導入領域にばらつきがあり、事業全体でAIを活用しているのは3分の1以下(32%)で、7割(73%)はもっと活用したいが、進化に圧倒されて、どこから始めて良いかわからないと言います。
AIは既に価値を示しています
AIを何らかの形で導入したオーナーやデベロッパーは共通する利用領域はオペレーションの効率化(61%)、省エネでの利用(54%)、収益の最適化(53%)です。これらは全て収益向上に貢献しています。
未開拓の機会は設計と建築
ホテルオーナーに2026年の計画を伺うと、最も多い(61%)のが建築設計へのAIの活用で、次いで収益の最適化(30%)です。
AIによるオペレーション変革でのホテルブランドの重要な役割
ホテルのオペレーションが複雑化し、AIの導入が広がるにつれ、ホテルオーナーやデベロッパーはホテルブランドを戦略的なパートナーとして最高の技術ソリューションを導入するための検証、連携と支援を求めます。9割近く(89%)のホテルオーナーは事業にAIを導入する場合、ホテルブランドと協業するのは重要と考え、3分の1以上(34%)は必須と考えます。
顕在化する障壁
AI導入を進める障壁となるトップ3をホテルオーナーに聞くと、共通する回答はデータプライバシーとセキュリテイへの懸念(46%)、AIツール導入の費用(42%)と既存システムや技術とAIの連携が困難(40%)です。
AIにすべてを任せるには時機尚早
AIによる事業判断に関しては、ホテルオーナーはどれだけ人間の関与が必要か、意見が分かれています。人間の関与無しでAIに事業判断を任せることに問題は無いと考えるのは5人に2人(40%)だけで57%は人間の関与が必要と考えています。
(次回に続く)
出典:Hotel Management
https://www.hotelmanagement.net/data-trends/wyndham-hospitality-ai-inflection-point
(注) 本記事は海外のホスピタリテイ業界関連情報をもとに、要約し翻訳してご提供しています。原文については、出典元をご参照願います。記事内の企業名、写真、ロゴは各社様に帰属します。本記事の開示先を限定しております。開示先以外への転用、公開は禁止させていただきます。
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